

少し前から横浜へ行こうと思っていた。天候とスケジュールを合わせていたらこの連休の時しかなく久し振りに出かけた。途中、新幹線の中から富士山を撮影(スマホ)し、京阪神の友人達にリアルタイムで送信すると2年前と同様、喜んで貰えた。中には天候に阻まれて今まで一度も見た事がない人もいる。関東にいる人達には富士山は身近で、いつでも見れるけれど、関西の人達には今でも結構、遠い存在なんです。その点、名古屋は遠からず、近からずで、良い思いが多いです。まともに見た事がない、と言う友人に分けてあげたいほどです。
今回、2泊3日の旅の初めは、旧東海道神奈川宿で160年の歴史を持つ料亭「田中家」。JR横浜駅で降り、徒歩10分弱と近くても、キャリー・ケースを持ち坂道を上がるのはきついのでタクシーで直行。運転手にいやな顔、返事をされたが、上手くかわした(笑)。
坂の途中、文久3年(1863年)の行灯の前でタクシーは止まった。周りはマンションばかり、目の前が旧東海道だった面影、風情はどこにもない。


塀に沿ってこんなサインボードが。


出迎えに続き二階の個室へ、昔の学校の教科書に出てきた面々が・・・・・
高杉晋作や伊藤博文、西郷隆盛らがここで倒幕計画を練ったのだろう。

ここ「田中家」のもう一つのセールス・ポイントは明治の初め、竜馬の妻、「おりょうさん」が仲居として働き、英語を話せたため、重宝され外国人客に評判がよかったそうです。

千宗室氏、直筆の掛け軸。



前菜から、

水菓子、白いおしるこです。





かっては千二百坪の広さを誇り、宿場で最大の料亭で関東大震災、空襲による焼失等々を乗り越え、歴史の「証人」として生き残っている。ビルとビルの谷間、パーソナリティ豊かな女将の話に時計の針が逆戻りする一時は中々、得難いものです。
「田中家」の宣伝丸出しになっちゃいましたが、ずっと存続して欲しいです。